リール投稿時間:初期アカウントは「いつでもOK」が正解
インスタグラムのリール投稿時間について、最適な時間を気にする人は多いでしょう。しかし、特にアカウント開設初期、フォロワー数が1000人に満たないような段階では、投稿時間は何時でも問題ありません。
アカウントの影響力がまだ低い状態では、リールを投稿してもおすすめ欄に表示されるまでにタイムラグが生じます。早ければ6時間程度、長ければ3日間ほどかかることも珍しくありません。
一般的に「ゴールデンタイム」と言われる夜の18時から22時に投稿したとしても、それが即座にターゲット層のタイムラインに表示されるわけではないのです。
この質問をする方の多くは、アカウントを開設したばかりか、これから本格的に運用を始めようとしている段階だと推察されます。インスタグラムに限らず、TikTokやX(旧Twitter)、YouTubeなど、全てのSNSにおいて、初期段階では投稿時間を気にする必要はほとんどありません。
それよりも重要なのは、投稿ペースを維持することです。自分にとって無理なく、そして継続しやすい投稿頻度を見つけ、クオリティを落とさずにそれを保つことに注力しましょう。
世界観構築法:アイコンを起点に全てを繋げる
次に、アカウントの世界観作りについてです。魅力的な世界観は、どのようにして考えれば良いのでしょうか。
私の場合は、まずアイコン画像から作成しました。 具体的には、画像生成AI「Midjourney」を使用してアイコン画像を生成し、その画像の雰囲気に合わせてアカウント名、肩書き、プロフィール文、リール動画の背景画像などを統一していきました。つまり、全ての要素をアイコン画像に紐づけて構築したのです。
例えば、私のアカウントでは「桜」をテーマに設定しました。Midjourneyに「桜が似合う」「白を基調とした淡いピンクの雰囲気」といった指示を出し、それに合致するアイコン画像を作成しました。
そして、そのアイコン画像のイメージに沿って、肩書きにも桜を連想させる言葉を入れたり、アカウント名自体も桜を想起させるものにしました。さらに、プロフィールに使用する絵文字も花びらの絵文字を選ぶなど、細部に至るまでアイコンとの関連性を意識し、全体に統一感を持たせるようにしました。
このように、最初に核となるビジュアル(今回の場合はアイコン)を定め、そこから派生させる形で各要素を決定していくことで、一貫性のある強固な世界観を構築することができます。