ブログ始めたけど書くことがない!って人はさっさと魔法使いになりましょう
僕はよく塾の生徒に、ブログとかビジネスの話をします。
だから「ブログやりたい!」とか「お金稼いでみたい!」っていう生徒がポツポツ出てくるんですよね。
実際にブログを始める生徒もいれば、「やりたいんだけど、一歩が踏み出せなくて」と二の足を踏んでいる生徒もいます。
で、昨日のツイート。
ブログやりたがってる塾生から
「友達が先にブログ書き始めた!焦る!」
って相談されたんだけど、
まだ焦る必要はない。体験を積まない限り、
面白い記事は書けないからね。ブログは自分の価値を伝える手段。
伝える価値の程度に、まだ差はないはず。
今はとにかく、発信するものをつくりましょ
— ツモトタカヒロ@革命プロデューサー (@rohikarohirohi) 2018年10月2日
僕の話を聞いて「ブログをやりたい」って思うのはめっちゃ嬉しいことだし、素晴らしいこと。
だけどもそれと同じくらい、いや、それ以上にやるべきことがあるんですよね。
ブログ初心者が陥るドロ沼
ほとんどのブログ初心者は、このドロ沼から抜け出せません
ネコT
僕の講演や話を聞いてブログに挑戦する人は、「自分も、世に何かを発信したい!」という想いを少なからず抱いているはずです。
だからとにかくまずは、ブログを立ち上げる。
そして記事の書き方を勉強して、他の人のブログを読んで面白い記事を研究して、「どうやったら、みんなに読まれる記事になるか」を考えまくることでしょう。
ブログのデザインを凝りまくったり、どんなブログタイトルがいいかなーって悩んだり。
まるで自分の世界を創造しているかのように、ワクワクしながらブログの形を整えていきます。
ブログの形は整った。
記事の書き方も分かった。
面白い記事の共通点もなんとなく分かった。
あとは書くだけ!
で、いざ記事を書こうとした瞬間、パタリと手が止まります。
同時に頭をよぎる疑問。
「あれ?自分は何を発信したいんだっけ」
何を書けばいいのか分からなくなり、再びいろんな人のブログを読み直す。
ブログの書き方を解説している記事を読み漁る。
横道にそれて、ブログのデザインをもう少しいじってみる。
だけど「何を書けばいいか分からない」という状態から抜け出せないから、ブログ記事がこれっぽっちも書けやしない。
ブログ初心者は、いとも簡単にこのドロ沼状態に陥ります。
ブログは手段
「ブログを書くこと」が目的になっていたら要注意です
ネコT
ブログってのは、あくまでも「手段」です。
特にここ最近では、「自分の個性や活動を発信するための手段」としてブログを使う人が増えています。
ブログの目的が「自分の個性や活動を発信すること」であるなら、「自分の個性や活動」に磨きをかけない限り、いい記事ってのは書けません。
だけど多くの人はこの点を見誤ります。
ブログさえ始めたら、何かが進展するんじゃないか。
情報発信を始めたら、何かが変わるんじゃないか。
まるでブログが、「振れば願いが叶う魔法の杖」かのように見えてしまうんです。
違います。
ブログはただの杖であって、魔法使いはあなた自身。
杖があればより広範囲に魔法をかけることができます。
ですがあなた自身に魔力がなければ、そもそも何の魔法も生み出せません。
体験>>>知識>>>テクニック
小手先のテクニックよりもやるべきことがあります
ネコT
つまり、
まずはあなた自身が面白い人間になりましょう
ってこと。
- ブログのデザイン
- 面白い記事の書き方
- 目を引く画像
- コピーライティングの技術
なんていう小手先のテクニックだけを磨いても、ちゃんとした知識がなければ薄っぺらな記事しか書けません。
逆に、圧倒的な知識を持っている人はテクニックを学ぶことで、すぐさま良質な記事を書けるようになります。
そしてどんなに圧倒的な知識を持っていたとしても、実体験に勝るものはありません。
本やネット上で読んだ情報ではなく、それらを自分自身で体験している人の方が、より面白い記事を書けるでしょう。
テクニックや知識は誰でも等しく学べるものですが、体験は千差万別。
そもそも「体験」自体が、多くのブロガーにとってハードルの高いものです。
みーーーんなパソコンの前に座って、ネット上で情報を調べて、その情報をまとめ直したり、今の自分の薄っぺらい知識だけで記事を書こうとします。
それも別に、悪いことじゃないです。
記事を書くこと自体が、自分の知識の定着に繋がりますからね。
だけどやっぱり、超ド級に面白い体験をしている人の方が、濃密な記事を書けるんですよね。
小難しいテクニックなんか使わなくても、勢いだけで圧倒的に面白い記事をポンポン生み出せる。
ブログという杖を磨く前に、まずは自分自身が魔法使いになってください。
杖の使い手が魅力的にならなければ、杖に魔力は宿りません。
今の自分だけで完結させない
こんな話をすると、
いや、今の私に面白い体験なんてないから、面白い記事なんて書けないよぉ…
ティーナ
とか思い始める人が一定数いるんですよね。
いやいや、体験しましょ。
どんどん挑戦しましょ。
どうして今の自分だけで終わらせようとしているのか。
せっかくブログを始めるつもりになったんなら、誰よりも面白い記事を書くために、今まで以上に面白いことに突っ込んでいけばいいじゃんね。
ブログやってたら成功体験はもちろんのこと、どんな失敗体験もネタになってくれるし。
新しいことに挑戦するモチベーションにも繋がる。
ブログは手段に過ぎません。
自分の面白さだったり個性だったり、日頃の活動なんかを発信する手段。
大事なのは、
- 自分自身の面白さ
- 個性
- 活動
に磨きをかけることでしょ。
自分自身に磨きをかけていって、さらに面白く、ワクワクすることと出会う。
そのひとつの手段として、「ブログ」ってものがある。
ブログはただの杖。
あなた自身が魔法使いにならなきゃいかんのです。
最後に
いろいろ書いたんですけど、もちろん「ブログを始めた」ってこと自体が普通じゃないことなので、それだけで頭一つ抜けた存在になってます。
「これやったらいいよ!」って言って、実際にやる人は10人に1人くらいだし。
だけどもっと難しくて、大事なことは、「継続すること」なんてですよね。
実際にやり始めて半年続けられる人は、100人に1人くらいじゃないかな。
んで、継続してる人の中でも、成果が出るようなやり方ができてる人は10人に1人くらいの感覚。
だから「これやったらいいよ!」ってことで成果が出せる人って、10000人(10×100×10)に1人くらいの割合だよね。
この記事を読んでる人は、最初の「10分の1」の壁を乗り越えてるんで、残るは「1000分の1」の壁ですね。
一緒に魔法使いになりましょ。