木根尚登が弾けるフリのエアギタリストだったという嘘から学ぶビジネスマインド
TMネットワークの木根尚登さんが、「ギターが弾けないのに弾けるフリをしていた」と話題になっていますね。
スキャンダルでも何でもなく、1月11日放送の『しくじり先生』で木根尚登さん本人が発言したんです。
そんなわけでどうも、ROHIKAです。
今回は、『TMネットワークの木根尚登が、ギターを弾けるフリをしていた”エアギタリスト”だった』という話を元に、重要なビジネスマインドを解説していきます。
概要
木根尚登は弾けるフリのエアギタリストだった
初出は2014年の関西ローカル番組
「木根尚登さんがギターを弾けるフリをしていた」ということは、『しくじり先生』で一気に話題になりました。
ところがこの事実はすでに、2014年5月28日に放送された関西ローカル番組で公表していたそうです。
さらにはTMネットワークの間ではかなり有名な話らしく、ライブでは別の人が堂々とギターソロを担当していたそうです。
ちなみにこのギターソロを担当していた”別の人”ですが、誰だか分かりますか?
なんと、B’sの松本孝弘さんだったんです。
TMネットワークのバックメンバーとして、一緒に活動していた時期があったのだとか。
木根尚登は多才なアーティスト
「え、じゃあ木根尚登っていらないじゃん」って思う方もいるかもしれませんね。
でもそんなことは全くありません。
元々木根尚登は、小室哲哉と同様の『キーボディスト』。
しかも噂によれば、小室哲哉の腕前を遥かに上回るほどの腕前の持ち主なんだとか。
さらに、数々の名曲を手がけている『作曲家』でもあります。
もちろんTMネットワーク自体にも曲は提供しており、木根尚登が作曲した曲は『キネハラ』と呼ばれ、多くのファンから支持を集めています。
さらにさらに、木根尚登はなんと『小説家』としても活動していました。
木根尚登が書いた小説は、「素人が書いたモノとは思えない」と絶賛されています。
木根尚登が嘘をついた理由は?
ここまで多才な木根尚登でしたが、一体どうして「ギターが弾ける」なんて嘘をついてしまったのでしょう。
実はそもそも「ギターが弾ける」というのは、まるっきり嘘というわけではありません。
木根尚登は「エレキギターの弾き方が分からない」だけで、ギター自体は弾けるんですよ。
アコースティックギターの方です。
それでもギターよりキーボードの方が得意だったので、TMネットワークではキーボードとして参加したかったんですね。
ところがご存知の通り、TMネットワークのリーダーだった小室哲哉さんはキーボディスト。
「二人もキーボードはいらないし、エレキギターで参加したら」という提案に対して、木根尚登さんは「エレキギターには自信がない」と言ったそうです。
それに対して、
「音さえ出さなければいいよ」
と、小室哲哉さんが一言。
そして、エアギタリスト・木根尚登が誕生。
あれよあれよという間にTMネットワークはヒットし、「ずっと弾けるフリをしているだけ」ということを言い出せず、実に30年間も真実を言い出すことができなかったのです。
ちょっとした嘘は大きな犠牲をもたらす
嘘を嘘で塗り固めなければならない
『しくじり先生』でも語られますが、木根尚登さんは「ギターが弾ける」という嘘を貫き通すために、”さらなる嘘”をつく必要がありました。
嘘を嘘で塗り固めるわけです。
さらに、”その嘘を塗り固めるためについた嘘”を貫き通すためにも、さらなる嘘をつかなければなりません。
嘘を嘘で塗り固め、さらに嘘でぬりかた、さらに、さらにさらに…
という最悪の連鎖が生まれ、自分でも何を言ってたか収拾がつかない状況にまで発展してしまいます。
木根尚登さんに限った話ではありませんよね。
もちろん、僕もそんな経験は何度もあります。
小さな嘘を貫き通すために、一体誰にどんな話をしてきたのか分からない状況…。
そういう、自分でも訳の分からない状況は、一度や二度くらい経験したこともあるんじゃないでしょうか。。
信頼関係が一瞬で崩れる
そんな訳の分からない状況には限界がやって来ます。
誰にどんな嘘をついてきたか分からなくなり、いつの日かちょっしたことがきっかけで、いくつかの嘘がバレ始める。
嘘を嘘で塗り固めているわけですから、一つの嘘がバレると、連鎖していくつもの嘘がバレることも。
嘘がバレると何が起こるか。
もちろん誰も傷つかない小さな嘘だけであれば、そんな大事にはなりません。
ですが、塗りに塗り固めて巨大になってしまった嘘がバレると、かなり大きな事態に発展してしまいます。
ガラガラと音を立てて崩れるように、築き上げてきた信頼関係もガラガラと崩れてしまうのです。
その規模の嘘になってくると、多くの人を巻き込んでいる場合もあり得ます。
今まで築き上げてきた人間関係や人脈も、一気に崩れかねません。
不安を抱えながら日々を過ごさなければならない
上記のようなことは、もちろん”嘘をついている本人”が誰よりも実感しているはず。
だからこそ「嘘がバレるわけにはいかない」と必死になり、より多くの嘘をつき続けてしまうんです。
もちろん、バレても構わないような小さな嘘ばかりであれば良いんです。
(いや、良くはないんですが)
問題はそうでない場合。
「いつ嘘がバレるのだろうか…」と、ヒヤヒヤしながらの毎日、常に不安を抱える日々になりかねません。
ちょっとした嘘のつもりが、どでかい犠牲をもたらすことになってしまうのです。
ビジネスで成功を収めるには
以上を踏まえて、『ビジネスで成功を収めるにはどうすれば良いか』を解説していきます。
僕の専門がネットビジネスなので、ここではそれに特化した内容をお送りしていきますね。
本物の実績を掲げる
まず重要なのが、嘘をつかずに『本物の情報』だけで闘い抜くということ。
特に、情報発信系のビジネスをしていく際には、『本物の実績』を掲げることが大切になってきます。
見栄を張りたい気持ちも分かります。
ですが、月収1万円しか稼いでいないのに、「月収10万円稼ぎました!」のような嘘の実績は絶対に掲げてはいけません。
実際に月収10万円を稼いだわけではありませんから、そこから発信される情報は嘘で塗り固めた嘘だらけ。
そんな情報発信をしていれば、いつか大きなしっぺ返しを食らいます。
それならむしろ「月収1万円稼ぎました!」と、正直に言ったほうが100倍マシ。
例えば、ネットで1円も稼げていない人にとって、”ネットで1万円稼ぐ人”はかなり上の存在ですからね。
しっかりターゲット選定さえすれば、ちゃんとした需要あります。
ネットビジネスで成功するための第一歩として、『本物の情報・実績』を掲げることを徹底していきましょう。
何の実績も持っていないのなら、まずはさくっと実績をつくることから始めるべきです。
ネットで実績をつくる方法に興味があれば、僕のメルマガを読んでみてくださいね。
本物の実績だと信じてもらう
本物の実績を掲げた後は、『本物の実績だと信じてもらうこと』に全力を注ぎましょう。
いくら事実だけを言っていたとしても、信じられなければ意味がありません。
特にネットビジネスでは、この壁は大きく立ちはだかります。
そもそも「ネットビジネス=怪しい」という認識が、世に出回ってしまっていますからね。
まあ、嘘をつきやすい環境というのも大きいんでしょうが。
そのせいで、ネットビジネスの実績を信じてもらうには、かなり高いハードルを乗り越えなければならないんです。
ネットを通して本物の実績だと信じてもらうには、『読者に役立つ情報を提供し続ける』しかありません。
信頼関係を築く
『読者に役立つ情報を発信する』というのは、信頼関係を築くことに繋がります。
FacebookなどのSNSやメールなどで、読者とコミュニケーションを取ることも同じですね。
ネットビジネスで成功を収めるには、何よりも信頼関係が命。
このことを忘れて、「どうせネットだし、多少の誇張くらいへっちゃらでしょ」とか思って、嘘まみれの情報発信をしている人は非常に多いです。
ネットビジネスにおいては、どんなに小さな嘘でも命取りになりかねません。
また『嘘を嘘で塗り固めたような情報発信』を行っていると、不安を抱えっぱなしの日々を過ごすことになります。
これは、精神衛生的にも良くないやり方ですね。
ディスプレイ越しとはいえ、読者は感情を持った人間です。
『ビジネスは信頼関係の上で成り立っている』という基本を忘れずに、健全な運営を行っていきましょう。
ネットビジネスは成功する原則さえ押さえれば、失敗することは滅多にないビジネスです。
敷居も思っているより遥かに低く、誰でもお手軽に挑戦できるもの。
僕のメルマガでも、成功する原則について詳しく紹介しています。
また、パソコン一台で収入源をつくる方法も解説しているので、興味があればぜひご購読くださいね。