アンチはうまく利用してブログの発展に貢献してもらおう!
どうも、津本(@rohikarohirohi)です。
最近、僕の周りの仲間たちが、次々にブログを始めています。
今まで身近にブロガー仲間がいなかったので、ブロガー仲間が次々に増えている今の状況がめっちゃ嬉しいです(゚∀゚)
そんなブロガー仲間のひとりから、次のような相談というか、独白をいただきました。
昨日、Twitterで、最近流行りの匿名メッセージツールのサラハを使って質問募集したんですけど、いきなりアンチ(とまではいかないけども、わたしが言ってることって違うんじゃね?的な)コメントがきて、それが気になって昨日の夜作業できませんでした、、
寝て起きてから考えたら、ちゃんと対応しようと思えました。今日中にコメント返そうかなと思ってます。
誹謗中傷されてないからまだ全然良い方だし、SNSを使っていく上でこれからこういうこと多々あるんだろうなって思ったし、遍く全ての人に当てはまる価値観や考え方なんてきっとないから全ての人にアンチがいて当たり前かのかもな〜ともおもいました。
初期の段階でこういう経験ができてよかったのかもしれないです。
ブログとかで情報発信をしていくと、どうしてもアンチってのが湧いてきます。
僕もブログやらメルマガやらやっているんで、たまにアンチ的なメッセージをいただきます。
アンチの人から送られてくるメッセージって、何かよくわからないけど、めっちゃ凶暴ですよね。
どこでそんな言葉回し覚えたの!?ってくらい、発信者を傷つけるような発言も平気でしたりします。
親戚から
感情のない氷のような人だと思ってた
親戚A
と言われた僕でさえも、
ぐはぁッ
ROHIKA
と吐血しそうなメッセージをもらうことがあります。
さすがにそのレベルのメッセージいただくのは、たまぁぁぁぁにですけど。
まぁどっちにしろアンチメッセージって、大なり小なりどんなものであっても、ショックはショック。
初めてアンチと接触したときなんか、
ブログなんてやらなきゃ良かった…
ブロガー
って思う程度には凹むと思います。
そんなわけで今回は、僕なりのアンチの捉え方を話していきます。
アンチとの接触は避けられない
まず大前提として。
情報発信をしている限り、アンチとの接触は避けられません。
世の中にはいろんな人がいるからです。
「いろんな人がいるよね」って話をするときに、僕はよく『英単語の覚え方』の話をします。
英単語の覚え方ひとつとっても、
絶対に書いて覚えた方がいいぞ
英語の先生A
って言う人と、
絶対に書いて覚えない方がいいぞ
英語の先生A
って言う人がいるんです。
両者の意見は完全に真っ二つ、両極端なもの。
ですから『書いて覚えた方がいいぞ派』の意見は、『書いて覚えない方がいいぞ派』にとってのアンチになり得ます。当然、その逆も然り。
書いて覚えない方がいいって考えは、ちょっと違うと思うんだけどなぁ…
通行人A
くらいの意見は、全然問題ないんです。
それはただの意見だからです。
でも中には、
書いて覚えない方がいいとか、とんだ愚の骨頂!!バーカバーカ!!そんなんだからハゲるんだよ!!
アンチ
とか感情に任せて暴論を振りまくアホがいます。
こんなアホからメッセージが来たら、もう困っちゃいますよね。
こんなに敵意をむき出しにされたら、そりゃあ「ブログなんてやらなきゃ良かった…」くらい思ってもおかしくありません。
そんなときは、『2:6:2の法則』ってのを思い出すと気持ちが楽になります。
2:6:2の法則
2:6:2の法則ってのは、
世の中の2割の人は、何があってもあなたのことを好きでいてくれて、
6割の人は状況によって変わって、
残りの2割の人は、何があってもあなたのことを嫌いでいる
っていうもの。
パナソニックの創業者、松下幸之助さんが提唱した法則です。
世の中のほとんどの人は、『何があってもあなたのことを嫌いな2割』に意識を持っていかれて、気持ちを消耗しちゃっています。
で、感情に任せてアホみたいな暴論を振りまくアホっていうのは、多分あなたにとって、『何があってもあなたのことを嫌いな2割』です。
あなたがどんな意見を書いたとしても、どうあってもあなたのことを叩きたくて仕方のない生き物。
そんな生き物と「仲良くなりたい!」とは思いませんよね。
まぁ、仲良くなりたいって思ったら思ったで、それは素晴らしい人格者だと思うんですが。
僕はそこまで仲良くなりたいとは思いません。
アンチが多い=とがってきている
情報発信をしている限り、自分のありのままの思いを表現していくはずです。
自分をさらけだしていくことになります。
そりゃあ、その思いや意見に反発する人もたくさん出てくるでしょう。
でもアンチがいるってことは、あなたの意見に“何か引っかかるもの”を感じたということです。
誰もが思うような平凡な意見に対して、アンチはわざわざ反発しません。
アンチは、普通の人が思わないような意見やアイデアに対して、猛烈に反発したがるもの。
となれば、アンチが多いというのは、とがってきている証拠になるでしょう。
むしろ逆にアンチがいないってことは、『平凡なことしか言えていない』ということになるかもしれません。
「好き」の反対は「嫌い」ではありません。
「好き」の反対は「無関心」です。
今ではYoutubeの王とも呼ばれている、大人気Youtuber・HIKAKIN(ヒカキン)が、あるテレビ番組で次のようなことを言っていました。
わざわざ時間を割いて見に来てくれて
見ていただいてからのコメントなので
実はいい人だったりすると思って
見ていただけている時点で感謝しています
やはりアンチがひとりもいない状況よりも、アンチが一定数いた方が良いことなのかもしれません。
アンチと遭遇したら
そうはいっても、実際にアンチと遭遇したら結構凹みます。
僕も未だに凹みます。
でもやっぱり人気ブロガーになるためには、アンチが増えることに慣れなければなりません。
そのためにも、アンチと遭遇したときの対応を知っておきましょう。
アンチへの対応を知っておけば、むしろ
おらおらぁぁぁああ、来いやぁぁああ!アンチぃぃいい!
ROHIKA
って態勢で、ドンと構えることができると思います。
自分を変える必要はまったくない
まずアンチが出てきたとしても、それはひとつの意見に過ぎません。
『正義の反対は、また別の正義』論で、「あ、そういう考え方もあるよね〜」程度に受け止めておけばOKです。
アンチから罵詈雑言を浴びせられたとしても、自分の意見や主張を捻じ曲げる必要はありません。
情報発信者が自分の意見をコロコロ変えてしまっては、情報発信者としての独自性を失うことになります。
そして意見を変えたら変えたで、またその意見に対してのアンチが湧いてくるんです。
というか、『意見を変えたこと自体』を叩くアンチも出てくるかもしれません。
え!?昨日まで英単語は絶対に書いて覚えるなって言ってたじゃん!!それが今日になって絶対に書いて覚えろって!?なんだこいつ!!自分がないのかよ!!
アンチ
って具合に。
2:6:2の法則を思い出してください。
どんな意見を主張しようが、2割の人はあなたのことを嫌いになります。
でも2割の人は、あなたがどんなことを言おうが、あなたを好きでい続けてくれます。
残り6割の人たちの中から、あなたの意見や思いに共感する人も絶対に出てきます。
あなたがありのままの思いを表現して、その思いに共感してくれる人たちと一緒に盛り上がっていく。
それで十分だと思うんです。
すべての人に好かれようと思って自分の意見を変えたり、他人の意見に流されてしまうと、情報発信することが息苦しくなってしまいます。
自分の言いたいことが言えないわけですから。
あなたの周りに、あなたのことが大好きな人たちが集まる。
お互い変に気を使うこともなく、ありのままでいるだけでお互いが幸せになれる。
そんな環境を作り出すためにも、自分自身の正直な思いをさらけだすことが大切です。
アンチ意見を利用する
あとアンチ意見はうまく利用することで、『議論』を巻き起こすことができます。
僕が運営してたごちゃまぜブログのある記事の中で、「妖怪ウ◯ッチは、ポ◯モンほど人気になれないのだろうか」的なことを書いたことがあります。
そしたらその記事に、
対立煽り(あおり)はやめてください
コメントA
ってコメントがついたんです。
対立煽りってのは読んで字のごとく。
つまり「妖怪ウ◯ッチが好きな人と、ポ◯モンを好きな人で争うことを促さないでください」ってこと。
当時はブログにコメントがつくこと自体レアでしたから、「うわぁ、やっちゃったかなぁ…」って思ったわけです。
アンチってほどでもありませんが、僕の記事に対する批判意見だったので、「記事消した方がいいのかなぁ」くらいに思いました。
でもしばらくすると、別のコメントがつきました。
そんな個人の意見に合わせまくって記事を書いてたらキリがない
コメントB
って。
原文はもうちょっと過激な書き方でしたが、だいたいこんな内容のコメント。
で、それを発端にして、ちょっとした議論がコメント欄巻き起こりました。
あなたに話をしているわけではありません」
とか
コメントB
コメントA
とか
執筆者が出てこないと話にならない」
コメントA
とか。
僕はずっとハラハラしながら傍観していた(笑)んですが、そのおかげでコメント数がぐんぐん伸びていきました。
これって実はSEO的にめっちゃ良い状況なんです。
というのも、検索順位が上がる要素のひとつに、『そのコンテンツにどれだけコメントがあるか』ってのがあります。
つまり『コメント数が多ければ多いほど、検索順位は上がる』ということ。
Googleのゲイリー・アイリーズ氏が言うには、
とのこと。
ただしコメントは、『健全なコメント』である必要があるらしく、僕の記事のコメントがSEO的に優位に働いたかどうかは不明です。
でもアンチ的なコメントがきっかけで、僕の記事内で議論が起こったことは事実。
おかげで僕の記事にある程度の反響が生まれました。
それが原因かは分かりませんが、この記事はとあるビッグキーワードで検索上位に表示されました。
アンチ意見をブログ記事にするくらいの気持ちを
ですからいっそのこと、アンチ意見自体をブログ記事のネタにしてしまってもいいかもしれませんね。
「こんな意見が来たんですが、私はこの意見に対してこう思います」みたいな。
それがきっかけで議論が巻き起こるかもしれません。
炎上芸人とも言われている、西野亮廣(キングコング)も次のように言っています。
議論ほどコストパフォーマンスの良い宣伝は無いし、こちらはオセロで言うところの角を押さえているので、たくさん取らせるだけ取らせておいて、最後に一つだけ角に石を置けばいい。
<中略>
後ろめたいことを1ミリもしていなければ、反対派のエネルギーほど使えるものはない。アンチを手放してはいけない。
革命のファンファーレ(著:西野亮廣)より引用
ちなみに冒頭の相談に対しても、
僕だったらそれ自体を記事にするよ
ROHIKA
って返したら、
私もブログに書きます!
ブロガー仲間
って即答していました(笑)
さっすが。
最後に
繰り返しになりますが、情報発信をやっている限り、アンチとの接触は避けられない運命です。
避けられないことが分かっているからこそ、あらかじめ心構えしておくことができますし、ある程度対策することもできます。
加えて、「アンチさえも利用してやんよ!」って気持ちがあれば、アンチ自体が最高のブログネタにすらなります。
そして大抵アンチってのは、匿名か、自分の素性を隠して言いたいことだけ言う輩。
対してアンチ被害を受けるのは、自分の素性を明かして、正々堂々自己表現をしている発信者。
そもそも立っている土俵が違うんです。
反対意見を言うのは誰にだってできること。
反対意見にも臆さず、自分の意見を主張することは限られた人にしかできません。
そしてその限られた人こそ、この記事を読んでいる『あなた』なんだと思います。
アンチさえも利用して、最高の情報発信者になっていきましょう。
僕もはやく炎上します。