祝ブログデビュー!最初の記事は何を書けばいい?

【とある世界の魔法学校・番外編】
この記事は「ブログをはじめたけど、どう書いていけばいいか分からない!」というブログ初心者のあなたに向けて作り上げました。
「とある世界の魔法学校」に在学するキャラクターたちの物語で、あなたのブログライフをサポートさせていただきます。
ブログの基本をある程度知っている前提で書いているので、あらかじめ「とある世界の魔法学校」で自主学習しておくことをオススメします。
―魔法学校中庭―
はぁ。
ティーナ
あら、ティーナ、どうしたの?
クロエ
あ、クロエさん。
ティーナ
それが、魔法学校のカリキュラム通りに、なんとか「ブログ」を立ち上げたんですけど。
ティーナ
いざ「ブログを書くぞー!」って思っても、最初の記事がなかなか書けないんです。
ティーナ
書けないっていうのは、思っていることを文章にできない、とか?
クロエ
うーん、それもあると思うんですけど、もっと前の話なんですよね。
ぶっちゃけ、最初の記事に何を書けばいいか分からないんです。
ティーナ
ああ、なるほど。
クロエ
▼今回の物語について
【対象】初めてブログ記事を書く人
【要点】
- 最初の記事は「最初の記事」って意識しなくてOK!
- 違和感があればプロフィール記事を書こう!
- 「見出し3つに、小見出し3つずつ」を徹底しよう!
- 書き上げることを第一目標に!
【物語を読んだ後の宿題】
- 「見出し3つに、小見出し3つずつ」を意識して、
- 最初の記事を書き上げる
「最初の記事」と意識するな
やっぱり最初の記事だから、「はじめまして!運営者のティーナです!」とか「このブログでは○○について詳しく説明していきます!」みたいな自己紹介的な記事がいいんでしょうか?
ティーナ
まぁ、それでもいいと思うんだけど。
でも正直、そんな記事を書いたところで誰も読まないよね。
クロエ
そうなんですよねぇ…。立ち上げたばかりのブログなのでアクセスもないですし、SNSも特にやっていないので。
ティーナ
ティーナのブログはどんなジャンルを扱う予定なの?
クロエ
えっと、「魔界生物の飼い方」に関するブログにしようかな、と思っています。
ティーナ
ふーん。
クロエ
これ、私のブログなんだけどね。
クロエ
そう言ってクロエはノートパソコンを開く。
やっぱりめちゃくちゃ綺麗にまとまってますよね、クロエさんのブログ。
ティーナ
ありがとう。ここまで結構時間はかかったけどね。
クロエ
私のブログは「魔界で賢く生きるためのライフハック」っていうテーマなんだけど、このブログの最初の記事はこれだよ。
クロエ
クロエが指差したのは、「もうこれで困らない!魔界を満喫する7つの節約術!」という記事。
え、これが最初の記事なんですか?
ティーナ
そうだよ。タイトルだけ見ると、最初の記事かどうかなんて分からないよね。
実際に記事も見てみようか。
クロエ
クロエが「もうこれで困らない!魔界を満喫する7つの秘密道具!」と書かれたリンクをクリックし、その記事がブラウザに表示された。
どれどれ…。
ティーナ
どう?
クロエ
なんか全然「最初の記事」って感じがしませんね。
最初のあいさつも、あたかも前からブログをやっているような口調ですし、内容も普通にお役立ち情報になってます。
ティーナ
最初の記事を書くときは、「最初の記事」だなんて意識する必要はないよ。
ブログに訪れる読者からしたら、その記事が「最初の記事」かどうかなんて興味のない話だから。
むしろ「最初の記事」って伝わっちゃうと、「初心者が書いた記事」って認識されて、それだけで記事を読み飛ばす読者もいるよね。きっと。
クロエ
確かに。
ティーナ
だから私は、「ずっと前からこのブログやってますけど?」みたいな雰囲気で最初の記事を書いたんだ。
「え?この記事が一番最初の記事だよね?」なんて文句を言う人なんてまずいないし。
クロエ
まぁ、違和感があるんなら、プロフィール記事でも書いておけばいいと思うよ。
プロフィール記事はあった方が後々便利だしね。
クロエ
わかりました!
じゃあ私もクロエさんと同じように、最初の記事から「魔界生物の飼い方」に関するお役立ち情報を書くことにします!
ティーナ
うん、そうだね。
また寮で会うし、そのときに書けたところまで記事のチェックをしてあげようか?
クロエ
いいんですか!ありがとうございます!
ティーナ
そう言葉を交わして、クロエは中庭から去っていった。
- 最初の記事は「最初の記事」って意識しなくてOK!
- 違和感があればプロフィール記事を書こう!
見出しを3つ、小見出しを3つずつ
―魔法学校寮―
―――クロエがティーナと別れて、かれこれ7時間。
・・・全っっっ然記事が進まない。
ティーナ
文章を書いては消して、書いては消してを繰り返し、いっこうに記事が完成しないままティーナは寮に戻っていた。
寮に戻ってパソコンとにらめっこを続けてもなお、記事の完成する様子はまだ見えない。
ガチャリ。
ただいまー。
クロエ
クロエさん~~~~~(´;ω;`)
ティーナ
クロエが部屋に帰ってくるなり、ガバっと抱きつきにかかるティーナ。
あはは。その様子だと記事はまだ書けていないみたいだね。
クロエ
そうなんですぅぅぅ(´;ω;`)
書きたいことは頭にボンヤリと浮かんでいるんですけど、いざ文章にしてみると、それがうまくまとまってくれないんです…。
要領のない文章になるというか、話がどんどん広がっていくというか。
ティーナ
うん、まぁ、そんなことだろうとは思っていたよ。
クロエ
えええ。
ティーナ
ティーナに限った話じゃないよ。
ブログ初心者の多くは、特に考えもせず冒頭から記事を書き始めようとする。
ボンヤリと伝えたいことはあっても、記事の完成形が見定まっていないもんだから、話の着地点がいっこうに表れずに、どんどんまとまりのない文章になっていくんだ。
クロエ
まさに私です。
ティーナ
それじゃあ、次の授業を思い出そうか。
クロエ
▼この記事をチェックしよう!
あー、この授業、思い出しました。
確か記事を書き始める前に、見出しを全部作っちゃうんでしたよね。
ティーナ
そ。
正確には、見出し(h2タグ)と小見出し(h3)だったね。
クロエ
最初に見出し(h2タグ)を3つ作って、次にそれぞれの見出しの下に小見出し(h3タグ)を3つずつ作る…、でしたっけ?
ティーナ
合ってるよ。
まずは見出し(h2タグ)で記事の大まかな骨組みを作って、小見出し(h3タグ)を使って見出しをザックリと細かくする。
その目安が、見出し3つ、小見出し3つずつ。
小見出しの数は合計で9つになるね。
クロエ
最初に見出しと小見出しを作ることで、記事の骨組みが出来上がる。
あとはそれぞれの見出し・小見出しの真下に、見出し・小見出しを説明する100文字程度の文章を書いていけばいい。
クロエ
そうでした、すっかり忘れていました。
ブログ記事は原則、見出しで骨組みをつくってから本文を書き始めるんでしたね。
そっちの方がまとまりのある文章になるし、自分自身も記事の着地点を見失わずに済みそうです。
ティーナ
もちろん、必ずしもこの型でやる必要はないけど、慣れないうちは大人しく型にハマってみることだよ。
守破離の「守」ってやつだね。
ブログ初心者は「見出し3つに、小見出し3つずつ」をとにかく徹底してみよう。
クロエ
▼この記事をチェックしよう!
「見出し3つに、小見出し3つずつ」ですね。
よしっ、早速やってみます!
ティーナ
- 「見出し3つに、小見出し3つずつ」を徹底しよう!
完璧を目指さない
あ、それともう一つ。
ブログ初心者のうちは絶対に「完璧を目指しちゃいけない」からね。
クロエ
え、ダメなんですか?
完璧を目指すのって読者のためにもなるし、良いことだと思うんですけど。
ティーナ
んー、それじゃあさ。
完璧ってどうなったら完璧なんんだろう?
初心者のうちは記事作成自体に慣れていないわけだし、「完璧を」という思いだけ強くなっていると、自分の記事が粗だらけに見えてくる。
他のブログ記事を読めば読むほど、自分自身の記事の出来の悪さがあらわになって、「もっと良い記事にしなきゃ」という思いも強まってくる。
そのうち書いては消して、書いては消してを延々と繰り返して、一文書くのにも数分~数十分かけることにもなりかねない。
クロエ
た、たしかに…。
っていうか、さっきの私がまさにその状況に陥っていました…。
ティーナ
「完璧な記事を!」って心がけ自体はすごく良いんだけど、完璧を目指しちゃうと、いつまで経っても記事が書き上がらなくなっちゃうんだよ。
特にブログ初心者はね。
クロエ
だいたい「これで完璧だ!」と自信満々で投稿した記事だって、数日後に見返してみたら修正したくなるポイントは腐るほど出てくるものだよ。
私だってそうだし。
クロエ
クロエさんもそうなんですか!?
ティーナ
うん。
だからどんな記事でも、まずはサッサと書き上げる。
誤字脱字くらいのチェックはするけど、細かな表現とかはそこまで気にせず投稿する。
で、その記事を書いたことを忘れるくらい時間が経ってから、なんとなく記事を読み返してみると、「ここはもっとこうした方がいい!」っていうのが割とハッキリと見えてくる。
時間が経つことで、自分の記事でも客観的に読めるようになっているからね。
クロエ
なるほど…。
もともと完璧なんて存在しないし、いつでも修正はできるわけだから、まずは細かなことは気にせず、とにかく書き上げることを目標にする。
ってことですね。
ティーナ
- 書き上げることを第一目標に!
- 記事の修正はいつでもできる!
一日のおわり
じゃあ、最後に今日話したことをまとめてみようか。
クロエ
はい!
ティーナ
- 最初の記事は「最初の記事」って意識しなくてOK!
- 違和感があればプロフィール記事を書こう!
- 「見出し3つに、小見出し3つずつ」を徹底しよう!
- 書き上げることを第一目標に!
- 記事の修正はいつでもできる!
かなり頭がスッキリしました!
これで最初の記事もなんとか書き上げられそうです!
ティーナ
うん、よかった。
最初はあんまり難しいことは考えず、とにかく「記事を書くこと」に慣れていこうね。
クロエ
はい!
クロエさん、ありがとうございました!
ティーナ
▼この物語を読んだ後は、下の宿題に挑戦してみましょう!
- 「見出し3つに、小見出し3つずつ」を意識して、
- 最初の記事を書き上げる
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