これからのブログ運営で鍵を握る3つの脱脚
どうも、津本(@rohikarohirohi)です。
今月頭に行われた『Google検索エンジンの大幅アップデート』により、多くのブロガーが悲鳴をあげました。
もはや専門家じゃないとブログで成果は出せないのか
と危惧する人も増えたことでしょう。
この出来事に対して、次のような記事を書きました↓
今回はこれに絡めて、もう少し深く入り込んだ話。
- Google依存からの脱脚
- アクセスを集める運営からの脱脚
- 広告収入からの脱脚
の3つの脱脚について解説していきます。
Google依存からの脱脚
ほぼすべてのブロガーは、Googleの検索エンジンを気にします。
ブログにアクセスを集めるためには、検索上位に食い込む必要があるからです。
この記事を読む人にとっては、
今さらだぜ!
って感じることですが、それぐらい浸透した文化ってことに他なりません。
Googleに逆らったら、ブログ運営なんてうまくいかない!
と心から認識しているってことです。
特に収益を少しでも意識しているブロガーにとっては、ブログへのアクセス数が収益に直結します。
だからGoogleに嫌われないように、Googleに好かれるように、上位表示できるような記事を量産していることと思います。
大型アップデート
でも困ったことに、Googleの検索エンジンってのは気まぐれ。
中でも検索エンジンの大型アップデートは、突然やってくる自然災害のようなものです。
自然災害っていうと語弊がありますね。
実際には、ユーザーにとっての利便性を追求して、ユーザーの求める情報がいち早く手に入るように改良しているに過ぎません。
だけどもブロガーにとっては一大事。
今までのルールに従って運営していたとしても、そのルールがある日突然変わっちゃうんです。
昨日まで上位表示されていた記事が、今日になって検索圏外に飛んでしまうことも珍しくありません。
そんなの、悪どい運営をしているブログだけでしょ?
って思うかもしれませんが、そんなことはありません。
たとえば今月頭に行われた検索エンジンのアップデートでは、
医療・健康系に関して、専門家の記事を優先して上位表示する
という新ルールが導入されました。
まっとうな運営をしていたブログであっても、専門家じゃないという理由で、検索順位が暴落したブログは実にたくさんあります。
僕のブロガー仲間のひとりも、今回のアップデートによってアクセス数が半減したそうです。
生殺与奪の権利を握られている
アクセス数が半減するということは、シンプルに『ブログ収入が半減する』ということです。
そしてこれはブロガーにとって、自分の意思だけではどうにもできない自然災害的な要素。
Googleの検索エンジンだけに依存しているブログは、
Googleに生殺与奪の権利を握られている
といっても過言ではありません。
繰り返しますがこの自然災害は、真っ当なブログ運営をしているつもりでも、ある日突然やってきます。
いかにGoogle依存から脱脚するか。
これがほとんどのブロガーにとって、大きな課題のひとつなんです。
アクセスを集める運営からの脱脚
Google依存のブログ運営とは、すなわち『アクセスを集める運営』です。
常に新しい読者を呼び込む必要があるため、キーワード選定やライバルチェックに時間を費やし、読者にとって価値ある情報を提供し続ける必要があります。
実際、それで一定量のアクセスを集めることはできるでしょう。
しかしGoogleがルールを変更した途端に、一気にアクセス数が落ちる可能性があります。
そうなると改定されたルールに則って、ブログを再構築していかなければなりません。
ブログを再構築してアクセスを呼び戻すことができたとしても、次にいつ自然災害が発生するか分かりません。
そして自然災害が再発すれば、もう一度ブログの再構築に時間を取られることに。
これが続けば消耗戦のようなブログ運営になってしまい、精神的にも消耗してしまいます。
熱狂的なファンをつくる運営へ
消耗戦を回避するためにも、『アクセスを集める運営』から早々に脱脚する必要があります。
じゃあどうすれば良いのか。
『アクセスを集める運営』から、『ファンをつくる運営』へ少しずつシフトしていきましょう。
アクセスを集める運営をしていると、ブログに集まる読者は『新しい読者』がほとんどです。
自分の疑問を解消するために、偶然開いた記事があなたの記事だった。
ただそれだけの読者。
記事を読み終えたら、すぐさまブログから離脱することでしょう。
その読者によるアクセス数は『1』で留まります。
だけどもその中に、
この記事めっちゃ面白い!もっとこの人の記事が読みたい!
と思ってくれる読者がいれば話は変わってきます。
他の記事にも目を通してくれて、アクセス数はどんどん伸びていくでしょう。
ブログ自体を気に入ってくれれば、ブログをお気に入り登録してくれるかもしれません。
さらにメルマガやLINE@のフォームがあれば、喜んで登録してくれるかもしれません。
そうなればGoogleの検索エンジンに頼らなくても、こちらから読者にアプローチをかけることができます。
メルマガやLINE@でブログの更新情報を通知すれば、SEOをガン無視した記事であっても、喜んで読んでくれる読者も出てくることでしょう。
記事の内容うんぬんよりも、『あなたの記事だから読む』という読者は、あなたの熱狂的なファンになっていきます。
そういう熱狂的なファンが増えれば増えるほど、あなたは『アクセスを集める運営』から離れることができます。
キーワード選定やライバルチェックから解放され、自分の好きなことを好きなだけ発信していくことができます。
アクセス集めから解放されるわけですから、自由に情報発信をしていくことができます。
そしてその情報を受け取った読者は、より熱狂的なファンへと進化していきます。
これが『ファンをつくる運営』です。
広告収入からの脱脚
『ファンをつくる運営』へシフトしていくと、ブログの方針も大きく変わっていきます。
多くのブロガーにとって、『Googleアドセンスによる広告収入』はブログ収入の一番の柱だと思います。
ですがここで絶対に知っておくべき、普遍的な原則があります。
あなたのファンは、あなたのブログのアドセンス広告をクリックしません。
『アクセスを集める運営』によって集まった読者は、偶然表示されたアドセンス広告の方に心を惹かれる可能性があります。
でも『ファンをつくる運営』によって集まった読者は、「あなたの情報を読みたい!」という強い意志を持っています。
(広告の方に惹かれる読者は、まだまだ熱狂的なファンじゃありません)
このままだと、ブログ収入につながりません。
次に目指すべきは、
広告収入からの脱脚です。
そもそもアドセンス広告で収入を得ること自体、Googleに依存しています。
アドセンスアカウントが凍結されてしまえば、その時点で大きな収入源がなくなります。
そしてこれも言ってしまえば、自然災害的な要素が含まれます。
ネットビジネス初心者にとって、アドセンスブログはこの上なく稼ぎやすい手法です。
だけどもそれだけだと、相変わらず生殺与奪の権利をGoogleに握られている状態なんです。
自分のサービスをつくって、販売する
『ファンづくりの運営』でブログ収入を生み出すには、この状況を作り出すことが不可欠です。
もちろん一筋縄じゃいきません。
魅力的なサービスをつくらなきゃならないし、マーケティングの勉強もしなきゃならない。
単純にアクセスを集める記事を書く方がよっぽど楽だと思います。
だけどもアドセンスブログとは大きく異なる楽しさがある。
お金を稼ぐこと以上の醍醐味がある。
まずなんてったって、芸能人でもない自分に熱狂的なファンができるんですよ。
そしてファンの方々に向けて、価値あるサービスを生み出し、その価値を伝えて、購入まで踏み切ってもらう。
そうなれば正真正銘、自分の手でゼロからお金を稼ぐことになります。
何者でもなかった自分のサービスに価値を見出し、お金を出してまで入手してくれるファンができる。
これ以上嬉しいことがあるんでしょうか。
最後に
今回の記事では、
- Google依存からの脱脚
- アクセスを集める運営からの脱脚
- 広告収入からの脱脚
の3つの脱脚について解説しました。
いずれもこれからのブログ運営の鍵を握る、超絶重要な事柄です。
そしてこれらの脱脚を可能にするには、どうやっても『DRM』というものを避けることはできません。
この記事を読んでいる方なら、一度は見聞きしたことがあると思います。
最近のネットビジネス情勢を見ていて、
そろそろ僕のブログでも『DRM』について扱う必要が出てきたかな
ROHIKA
とひしひしと感じているところです。
それぐらい重要なこと。
そんなわけで少しずつ僕のブログでも、『DRM』について触れていこうかなと思っています。
乞うご期待!!