留学や読書をしても「それ、意味ないよね」と言われる1つの理由
留学行った人は、留学行ったことを自慢し続けるよね🧐
インターン行った人は、インターンに行ったことを。
イベントに参加した人は、イベントに参加したこと。
「出来事」を自慢する人は、学生社会人問わず多い。
嬉しさや喜びを共有するのはいいんだけど、それで終わってちゃ話にならないんさ。 https://t.co/AcopeNDFqp
— ツモトタカヒロ@一生青春するために生きる (@rohikarohirohi) 2018年10月16日
嬉しいことに、「一度お話させてください!」的な感じで、僕に声をかけてくれる人が増えてきました。
で、実際に会ったときの自己紹介で、
- 3ヶ月ほど留学してました
- 大企業のインターンに参加しました
- 起業家の集まるイベントに参加しました
- 今話題になってる本を読んで価値観が変わりました
みたいな感じで、「出来事自体」を語る人が多い。
留学に行った人は、「留学に行ったこと自体」を。
インターンに参加した人は、「インターンに参加したこと自体」を。
イベントに参加した人は、「イベントに参加したこと自体」を。
本を読んだ人は、「本を読んだこと自体」を自慢げに語る。
でも「世に影響を与えられる人物になりたい」とか、「自分で食っていけるようになりたい」とか思ってるんなら、「出来事自体」を自慢にしてちゃダメなんです。
動画はこちら
留学にもインターンにもイベントにも読書にも生産性はない
「留学に行くことが馬鹿げてる」とか、「読書なんて無駄だ」って話じゃありません。
留学も、インターンも、イベントも、読書も、自己成長するためには超大切な要素ですから。
だけど、
- 留学にも、
- インターンにも、
- イベントにも、
- 読書にも、
それ自体に生産性はないんです。
たとえば、ホリエモンの『多動力』とか、キングコング西野の『革命のファンファーレ』などのビジネス書を読むと、めちゃくちゃ胸が熱くなります。
本を読んだことで、世界の見え方がガラッと一変するかもしれません。
あまりにも良い本だったから、その本を他の人に紹介する。
「この本、マジでいい本です!読んでみて!」
って感じで。
でもちょっと待った。
この本がマジでいい本なのは分かった。
ところで、
この本を読んだことで、あなたの生活はどう変わったの?
本を読む前と読んだ後で、あなた自身の生活が何一つ変わっていないのなら、その読書は「娯楽」で終わってるんです。
留学も、インターンも、イベントも一緒。
その「出来事」を通したことで、あなたの世界に変化が起こっていないのなら、その「出来事」はただの「娯楽」でしかありません。
今、何をやってるの? 何ができるの?
イベントに参加することや読書自体が、あなたにとっての「娯楽」であるなら、それはそれで何の問題もありません。
だけど多くの人にとって、
- 留学
- インターン
- イベント
- 読書
っていうのは「娯楽」ではなく、自分の人生に一石を投じるための「機会」のはず。
にも関わらず、「長期留学してきました!1年くらい前に!」ってのを臆面もなく語る人がマジで多い。
別に、留学で経験したこととか、イベントで味わった興奮とか、面白い本を紹介するってのはいいんですよ。
感情を共有したい気持はわかりますし、円滑なコミュニケーションには必須ですからね。
言いたいのは、
それで満足してはいないか?
ってこと。
あなたが、
- 自己啓発のために
- 自分で何か成し遂げるために
- 新しい世界に飛び込むために
っていう思いを持って、留学したり、インターンやイベントに参加したり、読書をしているんなら行動しなきゃ。
「めっちゃよかった!」って満足してるだけなら、ただの思い出づくりと変わらない。
そういった「出来事」や「経験」、「体験」があった結果、
今、何をやってるのか
今、何ができるのか
ってことが語れないんなら、それは「娯楽」で終わってる。
大事なのは
今
なんです。
アポを取らないと話せないような人は、あなたの昔話にほとんど興味ありません。
興味があるのは、「あなたと接点を持つことで、どう自分の人生に影響してくるのか」ってこと。
「留学行って、たくさんインターン参加して、大量に本を読みました!」と自信満々に語られたとしても、今の行動に反映されてなければ「それ、意味ないよね」と思われて終わりです。
なので「今、何をやってるのか」を語れないようなら、ピンチです。
過去に経験した「めっちゃ良かった!」っていう数々の出来事が、すべて「娯楽」で終わっているということなので。
もっともっと動いていかなきゃ。
それでは今回はこの辺で。
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