会社員が将来の夢ナンバー1の日本ってどうなんさ
どうも、ROHIKAです。
明けましておめでとうございます。
ブログ更新は久し振りですね。
色々と記事にしたいことはあったんですが、先に完成させたい仕事があったので、そっちの方にずっと集中していました。
その仕事も一段落ついてきたので、これからはブログ更新も復活していきます。
というわけで今回は、タイトルの件についての話を少々。
衝撃的な記事
今日、こんな記事を目にしました。
『日本の1位はアジア唯一、子どもが将来就きたい仕事ランキング』
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160106/Resemom_28844.html
お!
日本の子供たちは、
どんな職業を目指しているのかな?
ワクワク!!(*^^*)
的なノリで記事を開いた、僕のワクワク感を返して欲しい。
そんな事実が掲載された記事でした。
以下、一部抜粋です。
日本の子どもが将来就きたい仕事の1位は、男子が「会社員(サラリーマン・OL)」10.2%、女子が「パティシエ(お菓子職人)」11.0%。前年まで2年連続で男子の1位だった「サッカー選手」は、わずか0.2ポイントの差で2位になった。
~~~
中略
~~~
一方、アジア太平洋地域7か国・地域の子どもによる「将来就きたい仕事」では、「先生」と「医者」の人気が高く、日本以外の6か国・地域では「先生」と「医者」のいずれかが1位に選ばれた。日本は、1位が「会社員」であったが、2位に「先生」、3位に「医者」が入った。トップ3に「会社員」が入ったのは、日本だけであった。
・・・(つд⊂)ゴシゴシ
・・・( ゚д゚)
いや、もうね、何というか、
それでいいんかい
いやいや、違うんですよ。
会社員がダメだ、公務員がダメだって言っているわけじゃないんです。
ちょっと想像してみてください。
ある日、子供の授業参観があったとします。
で、あなたは子供の学校での様子を見るために、意気揚々と授業参観に出席するわけです。
普段、家庭での姿しか見ませんから、学校での姿が気になるのは当然ですよね。
そんなわけで行った授業参観。
授業参観のテーマは『将来の夢』でした。
あなたは、
「ワオ!うちの子って将来何になりたがってるんだろう!」
とワクワクしながら、子供の発言を待つわけです。
そしてついに、我が子の名前が呼ばれました。
「どんな夢なのかしら!学校の先生?お医者さん?
もしかして、芸能人だったりして!?
キャー!そんなこと言ったらどうしましょ!」
と、期待やらドキドキやらが入り混じった心境で、子供の発言に耳を澄ませます。
そこで我が子が口に出した発言。
「将来は、会社員になりたいです」
・・・・・・( ゚д゚)
こんなんでいいんですか。
「うちの子はこんなんでいいんです!」って言うんであれば、ここから下の文章は不快に感じられると思います。
その場合は遠慮せずにブラウザバックしてください。
記事を読み進めてもらえたようで良かったです^^
それでは、話を続けていきますね。
子供たちは本当にそう思っているのか
僕は自分の子供に、
「将来は、会社員になりたいです」
などのような、夢のない発言をさせたくありません。
だって、会社員ってどんな生活しているか知ってますか?
以下、僕の別の記事から抜粋します。
普通の会社だと、8:00頃には出社していなければなりません。
そのためには、6:00過ぎの起床が基本となりそうですね。
8時出社の会社であれば、17:00が定時。
ところが”普通の会社”であれば、まず定時に帰ることはできません。
多くの社員が残業(お金がもらえないサービス残業も含め)を強いられて、結局会社を出るのが早くて20:00頃に。
20:00に退社したら、帰宅するのは21:00頃になるでしょう。
それからお風呂やご飯を済まして、ゆっくりできるのが23:00頃から。
23:00からようやくリラックスタイムが始まりますが、次の日にも仕事があります。
6:00には起きなければなりませんから、24:00過ぎには寝ないと身体が持ちませんね。
1時間ほどでリラックスタイムを切り上げて、明日の仕事に備えなければどうしようもありません。
1週間に1日、2日ある休みを楽しみにして、毎日毎日このような生活を続けることになります。
だいたいこんな感じです。
こんな生活を、定年退職するまで延々とし続けなきゃいけないわけですよ。
学生生活を終えた瞬間から
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと。
もはや苦行レベル。
喜んでこんな生活に飛び込むのは、僕が思いつく限り“ブッダ”しか思い浮かびません。
冷静に考えてみてください。
子供たちは、そんな生活を本当に願っているんでしょうか。
「あー、めっちゃ会社員になりてー!!」って思って、「会社員になりたいです」って言っているんでしょうか。
絶対違うでしょ。
そんなん思ってるわけないでしょ。
じゃあ一体どうして、多くの日本の子供たちはそんなことを言うのか。
簡単です。
言わされているんですよ。
日本の学校教育の空気に。
プログラミングされた子供たち
僕は職業柄、色んな子供たちから学校の様子を聞きます。
中でも生涯教育は個人的に興味がある分野。
ですから「学校で将来についてどんな話されている?」みたいに、こっそりとリサーチすることが結構あります。
そしたらもう、出るわ出るわ。
「いかに学校が”将来の夢”を雑に扱っているか」が分かる回答の数々。
子供たちの発言をまとめると、大体次の2つになります。
- 「安定した職業に就きなさい」と一辺倒な発言ばかりを聞く
- 本当の夢を語れば、「現実を見ろ」と一蹴される(馬鹿にされる)
もちろん、すべての学校教師がそうだというわけではありません。
でもね。
やっぱり圧倒的に量が違うんです。
体感的に90%くらいの学校教師が、「将来の夢なんて」的な言葉を投げかけている感じ。
そりゃあ、
「ショウライノユメハ、カイシャインデス」
って、プログラミングされたかのように発言する子供も増えますよ。
学校は従業員製造所
ですから僕は現在の学校教育現場を、『従業員製造所』と呼んだりしています。
参考:そうだ!将来の夢がない子供を生み出す学校を「従業員製造所」と呼ぼう
この記事に賛同してくださる読者さんがたくさんいて、めちゃくちゃ嬉しくなりましたし、同時に少し安心することもできました。
「現在の学校教育に疑問を抱いている人がたくさんいる」っていう事実を知れたのは、かなり大きな励みになります(笑)
ずっとブログでも伝えている通り、僕の夢の一つは『教育革命を起こすこと』。
今の疑問だらけな教育現場に、何かしら大きな変革を起こしてやりたいんです。
で、僕がその夢を誰かに語る度に、色んな反応が返ってくるんですよね。
もちろん応援してくれる人もいましたが、「なんだその夢(笑)」とか「はいはい、叶えばいいね」とかいう言葉は、もう聞き飽きるほど聞いてきました。
それでも僕は、夢を語ることを止めませんでした。
おかげで協力者・仲間も少しずつ増えてきて、今では個人塾も立ち上げましたし、その他様々なことに力を注いでいます。
誰かに夢を笑われたとしても、勝手に笑わせておけばいいんです。
夢を笑う人は、「夢なんてない、クソつまらない人生」を歩むことになるんですから。
ええそうです。
従業員製造所なんて、クソ食らえです。
編集後記
あーーーーーーーー!
すっきりした!!!!!!
やっぱりブログっていいもんですね。
書いていると時間が経つのも忘れちゃいます。
あ。
ちなみに夢を持つべきなのは子供だけじゃありませんよ。
大人だったとしても、社会人だったとしても、大きな夢を持って、貪欲に追い求めるべきなんです。
「夢なんてない」って?
いやいや、そんなわけありません。
「夢がない」っていう原因のほとんどは、「本当に叶えられるかどうか」を前提に考えているからです。
どうも日本人の中で、「叶えられそうか否か」を「夢として持つかどうかの判断基準」にする風潮があります。
そんな前提、忘れちゃってください。
実現可能かどうかなんて、やってみなきゃ分からんのです。
参考:「将来の夢がない」という悩みを速攻で解決する7つのステップ
「これって夢と呼んでいいんですかね…?」とか、
「夢を語る相手がいません!」とか、
「やっぱり笑われるのが怖くて、夢を語ることができません!」とか、
何か言いたいこと・発散したいことがあれば、お気軽に僕まで連絡してくださいね∠( ゚д゚)/
お問い合わせはこちらからお願いします。
それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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