内部リンクを最適化してブログ初心者卒業!SEO重視の貼り方を解説します
「内部リンクの最適化」ができれば、ブログ初心者卒業です。
ここでは、SEO対策に直結する内部リンクの貼り方について解説します。
内部リンクとは
たとえば以下のリンクをクリックすると、このブログの別記事へ移動します。
これが内部リンクです。
一方、次のリンクは、このブログではない別サイトのページのリンクになります。
これを外部リンクと呼びます。
内部リンクの貼り方
まずは内部リンクの貼り方を知っておきましょう!
WordPressでの内部リンクの貼り方は、以下の手順になります。
1.内部リンクを入れたい場所にカーソルを合わせます
2.画像赤枠ののボタンをクリックします
3.画像赤枠内のボタンをクリックします
4.内部リンクにしたい記事タイトルを選択します
『検索』の欄にキーワードを入力すれば、該当の記事タイトルを見つけやすくなります
5.記事タイトルをクリックします
『URL』の欄に自動でURLが挿入されます。
6.記事タイトルをコピーします
7.『リンク文字列』の欄にコピーした記事タイトルを貼り付けます
8.『リンクを新しいタブで開く』にチェックを入れます
10.『更新』をクリックします
下画像のように、内部リンクが貼り付けられます。
SEO対策としての内部リンク
ここから「内部リンクがSEO対策になる理由」を解説していきます!
適切に貼り付けた内部リンクは、
- クローラーの巡回を促す
- ユーザーの検索意図に沿う
- 重要なページの評価を高める
といった点から、SEO対策としても効果を発揮します。
クローラーの巡回を促す
記事の検索順位を決めるのは、クローラー(Googleロボット)です。
あなたの書いた記事にクローラーが訪れて、「この記事は検索者に有益だ」と判断すれば検索順位は上がります。その逆も然りです。
クローラーは訪れた記事だけではなく、記事に張ってあるリンクをたどってサイト内を巡回します。
ブログパワーが弱いうちは、クローラーがブログに訪れる頻度は極めて少ないです。
ですが、何かのきっかけで記事にクローラーが訪問することがあります。
その記事に内部リンクが貼ってあると、クローラーはリンク先の記事にも訪問してくれる可能性が生まれます。
たとえば次の画像のように、どの記事からもリンクがつながっていない「E記事」は、クローラーの巡回対象から外れてしまいます。
何かの拍子で「E記事」にクローラーが訪れることもありますが、リンクされている記事よりも訪問頻度は下がります。
「クローラーの訪問頻度が下がる」ということは、「記事が適切に評価されにくい」ということ。
「記事が適切に評価されにくい」ということは、「検索順位が上がりにくい」ということです。
これはSEOの観点上、「チャンスを逃している」と言っても過言ではありません。
ユーザーの検索意図に沿う
とはいえ、闇雲に内部リンクを貼りまくっても、SEO対策にはなりません。むしろ逆効果です。
クローラーは非常に賢いので、「内部リンクの関連性」についても敏感に反応します。
内部リンクを貼るときには、「ユーザーの検索意図に沿っているか」を慎重に判断しなければなりません。
「豆乳ダイエットのやり方」の記事に、「お金の稼ぎ方」への内部リンクが貼ってあっても、そのリンクをクリックする読者は皆無でしょう。
それが「豆乳ダイエットのメリット・デメリット」という内部リンクであれば、多くの読者がクリックしそうですよね。
検索者は「記事が読みたい」わけじゃありません。
「疑問・悩みを解決するため」に、「仕方なく記事を読んでいる」のです。
このことを理解し、「ユーザーの検索意図に沿った内部リンク」を貼ることで、SEO対策につながります。
重要なページの評価を高める
つまり内部リンクが集中している記事は、それだけクローラーが巡回する可能性が上がることになります。
また内部リンクが集まっている記事は、ブログの中でも「重要な記事」と認識されやすくなります。
もちろん適当な1記事に、適当な内部リンクを集めるのはスパム(迷惑)行為と判定されます。
ユーザーの検索意図に沿い、適切に内部リンクを集めた記事は、Googleからの評価が上がりやすくなります。
高品質な記事を書くことがSEO対策の本質ですが、「クローラーに記事を正しく評価してもらうこと」も、SEO対策において重要なポイントです。
内部リンクの最適化
以上を踏まえて、内部リンクの最適化を図っていきましょう!
復習しておきましょう。
内部リンクは、
- クローラーの巡回を促す
- ユーザーの検索意図に沿う
- 重要なページの評価を高める
という点から、SEO対策に有効でした。
これを踏まえて、SEOを意識した内部リンクの貼り方をチェックしていきましょう。
ポイントは、
- アンカーテキストの最適化
- カテゴリーの最適化
- トップページから2クリック
- 相互リンク
- 重要なのは本文からのリンク
の5点です。
アンカーテキストの最適化
リンク先が設定されているテキストのことを「アンカーテキスト」といいます。
たとえば以下のふたつのリンクは、両方とも同じ記事へ移動する内部リンクです。
内部リンク先は同じですが、アンカーテキストが違う例ですね。
「こちら」のようなアンカーテキストを設定する記事が多いですが、これはSEO的によろしくありません。
アンカーテキストは、リンク先の記事の内容を伝える大事な要素です。
適切なアンカーテキストを設定することで、クローラーがリンク先の内容を把握しやすくなり、巡回する可能性が高くなります。
アンカーテキストには、リンク先記事の「狙っているキーワード」を入れましょう。
基本的には、リンク先の記事タイトルをアンカーテキストに設定すればOKです。
カテゴリーの最適化
ブログのカテゴリーも、内部リンクに重要な要素です。
カテゴリーは基本的に、「パンくずリスト」と呼ばれる部分に表示されます。
上の画像はSEOを意識したタイトルを作ろう!おすすめキーワードもまとめて紹介という記事で、「SEO対策」というカテゴリーに属しています。
パンくずリストの「SEO対策」は内部リンクとなっていて、これをクリックすると以下のように、SEO対策カテゴリーの記事一覧が表示されます。
同じカテゴリーに属している記事は、元の記事と関連性の高い記事(のはず)です。
クローラーの巡回対象になる可能性も高くなり、カテゴリー内の記事の検索順位がまとめて上昇することも十分ありえます。
記事のカテゴリーを無闇に増やしているブログがありますが、それだと記事が少ない薄っぺらいカテゴリーが量産されてしまい、SEOに悪影響を及ぼします。
カテゴリーを最適化して、体系的なブログを作り上げることが大切です。
トップページから2クリック
理想は「トップページから2クリックで、ブログ内のどの記事へも行ける状態」にすることです。
これを心がけると、クローラーが隅々までブログを巡回しやすくなります。
そのためにもカテゴリーページ(「SEO対策」などのページ)を丁寧に設定し、トップページにカテゴリーページを配置しておきましょう。
ブログ内の記事すべてを網羅した「サイトマップ」をつくっておくこともオススメです。
相互リンク
相互リンクとは以下のように、
「A記事にB記事への内部リンクが貼ってあり、B記事にもA記事への内部リンクが貼ってる」
という状態のことです。
適切な相互リンクは、記事同士の関連性をより強くクローラーに訴えかけます。
キーワードの関連性が高い相互リンクは「ユーザーの検索意図に沿った配慮」なので、クローラーからの評価も上がりやすくなります。
重要なのは本文からのリンク
サイドバーなどに「関連記事一覧」、「人気記事一覧」を設定しているブログは多いです。
しかし関連記事一覧や人気記事一覧は、「ユーザーの検索意図」に沿った内部リンクではありません。
重要なのは「記事本文に貼ってある内部リンク」です。
あなたが「この記事を読んだ人は、次にこの記事を読むべきだ!読んだほうがいい!」と明確な意思で貼り付けた内部リンク以外は、ただのオマケです。
- 本文の内容をより深く解説する
- 本文で説明しきれていない事柄を説明する
- 本文の続編となる
といった立ち位置で、どの記事にも「内部リンクが貼れないか」を検討してみてください。
記事の直帰率・離脱率の軽減にもつながります。
最後に
最後に今回の重要なポイントをまとめておきます!
- クローラーの巡回を促す
- ユーザーの検索意図に沿う
- 重要なページの評価を高める
- アンカーテキストの最適化
- カテゴリーの最適化
- トップページから2クリック
- 相互リンク
- 重要なのは本文からのリンク
それでは今回はこの辺で!
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